一般財団法人環境イノベーション情報機構
ウラン鉱山開発分野の協力について、日本とカザフスタンがハイレベル協議開催
【エネルギー 原子力】 【掲載日】2005.11.22 【情報源】資源エネルギー庁/2005.11.21 発表
2005年11月21日、カザフスタンのアスタナで、日本とカザフスタンのウラン鉱山開発分野での協力に関するハイレベル協議が行われた。この協議には、日本からは資源エネルギー庁細野哲弘次長を筆頭に、石油天然ガス・金属鉱物資源機構、国際協力銀行、関西電力(株)、大手商社代表ら、カザフスタンからはエネルギー鉱物資源省トゥレバエフ原子力エネルギー・対外関係局長をはじめとして、ジャンティキン原子力エネルギー委員会議長、リャスコフ・エネルギー鉱物資源省技術開発局次長、ヤーシン・カズアトムプロム副社長らが出席。
双方は、原子力発電量が世界第3位に達する日本と、ウラン資源埋蔵量が世界第2位のカザフスタンが、ウラン鉱山開発分野で戦略的な協力関係を構築する必要であるとの意見を表明するとともに、双方にとって経済的合理性がある形で具体的協力案件を実現することで合意。両国政府間での協議を継続していくとした。【資源エネルギー庁】