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環境ニュース[国内]

17年度田園自然再生活動コンクールの受賞団体決定

自然環境 身近な自然の保全】 【掲載日】2005.11.14 【情報源】農林水産省/2005.11.14 発表

 農林水産省、(社)農村環境整備センターが主催する「平成17年度田園自然再生活動コンクール」の受賞団体が17年11月14日に決まった。
 農業は農作物の生産という機能のほかに、田んぼや水路、ため池などに様々な生きものを育み、農村の自然を形成する機能をあわせもっている。
 このコンクールは農業・農村がもつ豊かな自然の保全・再生をめざして農家と地域住民、NPOなどが協力して行っている優れた取組みを表彰し、その成果を広く紹介することによって、農村地域の自然環境に対する理解を広めることが目的。
 応募された31道府県62事例の中から選ばれたのは、農林水産大臣賞がトキの野生復帰連絡協議会(新潟県佐渡市)、農林水産省農村振興局長賞が水土里ネット胆沢平野(岩手県水沢市、胆沢町、前沢町、金ヶ崎町)、環境省自然環境局長賞がメダカ里親の会(栃木県宇都宮市)、朝日新聞社賞が角川里(つのかわさと)の自然環境学校(山形県戸沢村)、子どもと生きもの賞がNPO法人自然回復を試みる会ビオトープ孟子(もうこ)(和歌山県海南市)、パートナーシップ賞が日高村グラウンドワーク推進協議会(高知県日高村)、オーライ!ニッポン賞がグラウンドワーク西神楽(にしかぐら)(北海道旭川市)。また審査員特別賞であるムラと自然の再生賞には柳谷自治公民館(鹿児島県串良(くしら)町)が選ばれた。
 なお農林水産大臣賞に選ばれたトキの野生復帰連絡協議会では、トキの野生復帰を目指し、加盟団体が協同しながら、トキの餌場確保のための水田ビオトープ整備、餌生物生息マップの作成、環境保全型農業研修、トキ米の販路拡大、島内外小中学校の環境教育、活動情報の発信など、幅広い取組を実施している。【農林水産省】

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