一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[海外]

UNEP 労働と環境に関する初めての国際会議を開催へ

エコビジネス その他(エコビジネス)】 【掲載日】2005.11.04 【情報源】国連/2005.10.17 発表

 UNEPのテプファー事務局長は、世界規模では初めての「労働と環境に関する労働組合会議」が、2006年1月15日〜17日にかけて、ケニアのUNEP本部で開催されることを発表した。
 この会議では、労働、環境及び持続可能な開発に関する勧告及び約束が採択される予定である。同会議は、労働組合が、「永遠の遺産のための労働者によるイニシアティブ(Workers’ Initiatives for a Lasting Legacy)」を発表することから、WILL2006とも呼ばれている。
 国際自由労働組合連盟(ICFTU)のライダー書記長は、労働者と労働組合が、環境の保護・修復に貢献したいという強い意思を持っていることを指摘し、この問題に取り組んでいく理由として、第一に、生産部門の最前線にいる主体として、環境問題に対して具体的かつ積極的な影響を与えることができること、第二に、自分たちこそが環境被害の最前線に立っていることを挙げた。
 会議では、気候変動が世界中の労働者に及ぼす影響、有害物質の労働環境に対する影響の予防、環境ガバナンスへの労働組合・労働者の参加、企業の社会的責任といった問題について、討議や勧告が行われる予定である。同会議には、国際労働機関(ILO)、各国政府、産業部門、NGOの代表などが参加する。

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク