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環境ニュース[国内]

電子レンジ省エネ基準案への意見受け、省エネ性能試験の条件追加記載へ

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2005.10.28 【情報源】資源エネルギー庁/2005.10.27 発表

 総合資源エネルギー調査会の省エネルギー基準部会に設置された「電子レンジ判断基準小委員会」がまとめた、電子レンジの省エネルギー基準案に関する中間とりまとめへの意見募集結果が平成17年10月27日に公表された。
 この中間とりまとめは、オーブン機能の有無、加熱方式、庫内容積などによる商品区分ごとに、電子レンジの省エネ目標基準値案(年間消費電力量年:60.1〜79.6キロワット時)を示したもので、08年度を目標年度に設定。
 08年度にこの基準値案が達成された場合、同年度の電子レンジ全般のエネルギー消費効率は、現在の実績値よりさらに約8.5%改善される見込み(注1)としていた。
 公表内容によると、17年9月14日から10月14日までの意見募集期間中に寄せられた意見は1通。「電子レンジの省エネ性能試験について、(1)連続して行う時には、2回目の試験前に部品を冷やすための強制冷却を最低15分行うとすべき、(2)電子レンジの出力設定により結果に差を生じさせないため、出力設定を”手動でできる最高出力”と規定しておくべきだ」という内容だった。
 なおこの意見に対しては、「内容が妥当であるため、指摘通り記載を追加する」という対応方針が示されている。 

(注1)電子レンジ出荷台数と製品区分の構成が04年度と比べ大きく変化していないことが前提。【資源エネルギー庁】

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