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環境ニュース[国内]

UNEP アフリカは温暖化防止に伴う発展のチャンスを逃してはならない

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2001.08.08 【情報源】/2001.07.27 発表

 COP6のボン合意は、アフリカ大陸にとって希望をもたらすものになる
 UNEPは、温暖化防止対策が、アフリカの貧困、環境悪化、慢性的エネルギー不足などと戦うチャンスをもたらすとコメントしている。
 ボンでは、再生可能エネルギーやクリーンエネルギープロジェクト、森林スキーム、気候変動に適応するための途上国支援計画などに対する新たな資金が承認された。UNEP事務局長Klans Toepher 氏は、「気候変動によりもっとも多きな影響を受けるであろうアフリカ諸国は、正当な配分額を受け取る必要がある。又、アフリカ諸国は、この新たなチャンスをつかみ、利用するべきである。」とコメントする。EU、スイス、カナダは4億1千万ドル(512億5000万円)の拠出を約束し、さらにカナダは1000万ドル(12億5000万円)を後発開発途上国のために拠出することを約束した。これら資金は、新規かつ追加的資金源でであるべきとの合意がされた。
 また、ボン会議では、CDM(Clean Development Mechanism)の運用規則も同意された。先進国が、再生可能エネルギーやクリーンエネルギーへの代替事業など、開発途上国で温室ガスの排出削減等につながる事業を実施した場合、事業により生じた削減量の一部を先進国が自国の排出枠として獲得し、相殺できるシステムである。後発開発途上国でのエネルギー状況は、15MW以下の小規模の設備を導入するだけでも改善できる。今回の合意では、先進国が開発途上国で緑化プロジェクトを行うことでも、同じく排出枠を獲得できるとされた。国際アグロフォレストリー研究センター(ICRAF)のPedro Sanchez氏は「アフリカはこの機会を、新たな発展の機会と捉えるべきである」とコメントしている。

詳細情報は、メディア部のNick Nuttall nick.nuttall@unep.org まで
【UNEP】

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