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環境ニュース[国内]

家庭向け燃料電池の大規模実証事業、17年度採択台数400台に

エネルギー 燃料電池】 【掲載日】2005.10.12 【情報源】資源エネルギー庁/2005.10.12 発表

 資源エネルギー庁が平成17年度から実施している、家庭向け定置用燃料電池の大規模実証事業で、17年10月12日に新たに225台の燃料電池が第2期分として採択されることが決まった。
 この事業は、家庭向け定置用燃料電池システムを一般家庭に設置した上で、運転状況の実測データを取得することにより、定置用燃料電池の技術レベルや問題点を探ることを目的としたもの。
事業対象になった定置用燃料電池システムには、設置1件あたりにつき、600万円が助成され、その後2年以上運転が行われることになっている。
 17年度はすでに第1期分として175台が採択されているため、今回決定した225台をあわせた事業対象台数は400台。
 なおエネ庁は10月12日に、第1回分採択の175台について、9月1日から15日までの運転評価データを同時公開したが、その評価結果によると、東京ガスと荏原製作所、新日本石油と三洋電機、大阪ガスと東芝燃料電池システムによる3種の定置用燃料電池システムが発電効率、熱回収効率、CO2排出削減率など10項目の指標による総合評価でベスト3とされた。【資源エネルギー庁】

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