官庁施設の総合的な環境性能評価・表示手法の検討に着手

国土交通省官庁営繕部では、「グリーン庁舎計画指針」「グリーン診断・改修計画指針」の策定に続き、官庁施設の総合的な環境性能評価・表示手法について研究会を設置し、検討を開始した。
　この研究会では、（１）施設のライフサイクルを通じての二酸化炭素排出量やそれ以外の要素も考慮した総合的な環境性能指標の検討、（２）環境対策の費用対効果を算出できる「環境性能カード」の作成、（３）施設の環境性能を把握する作業手順の整理、（４）環境負荷低減のための全体整備計画の立案手法の検討などを行ない、官庁施設の環境負荷低減対策に役立てる。なお、検討期間は二年の予定。【国土交通省】