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環境ニュース[国内]

日本工業標準調査会と欧州電気標準化委員会が協力強化へ 覚書に調印

エコビジネス その他(エコビジネス)】 【掲載日】2005.10.11 【情報源】経済産業省/2005.10.07 発表

 日本工業標準調査会と欧州の電気・電子分野の地域標準化機関である欧州電気標準化委員会(CENELEC)は2005年10月7日、ドイツのフランクフルトで、双方の標準化活動に関する包括的な協力強化を目的とした覚書に調印した。
 欧州電気標準化委員会が策定する電気・電子分野の欧州規格(EN規格)の多くは、RoHS(電気電子機器に含まれる特定有害物質使用制限)指令など、欧州法規制の技術基準として採用されているほか、国際電気標準化会議(IEC)との協定により、簡略な審議で国際規格として採用されるなど標準化分野で大きな影響力を持っている。
 今回の覚書には相互主義に基づき、双方の標準化活動に関する情報交換、両組織の総会、技術委員会などへの参加相互、定期的な情報交換会の開催、人的交流の促進−−などの協力内容が盛り込まれている。
 なおこの調印により、これまでEU加盟国か欧州域のメンバー機関以外には閉ざされていた欧州電気標準化委員会・各標準化会合への日本側の参加のほか、欧州電気標準化委員会の規格原案に対する日本の意見提出も可能となったため、経済産業省では「日本の電気・電子製品の欧州の標準化活動への対応が今後容易になる」と期待している。【経済産業省】

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