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環境ニュース[国内]

ディーゼル特殊自動車に排出ガス規制導入 道路運送車両の保安基準を一部改正

大気環境 交通問題】 【掲載日】2001.08.03 【情報源】国土交通省/2001.08.03 発表

 国土交通省は、平成13年8月3日に「道路運送車両の保安基準」の一部改正を行い、ブルドーザーやフォークリフトなどの特殊自動車のうち、ナンバープレートを取得して公道を走行するディーゼル特殊自動車について、初めて排出ガス規制を導入した。
 この排出ガス規制では、一酸化炭素、炭化水素、窒素酸化物、粒子状物質、黒煙について排出基準を定めており、現在の特殊自動車から排出される排出量よりも窒素酸化物で36%、粒子状物質で15%の削減を求めている。全国の特殊自動車から排出される窒素酸化物、粒子状物質の量は、自動車からの排出量全体のそれぞれ28%、12%を占めているが、これまで自動車排出ガス規制の対象とされていなかった。
 なお、特殊自動車は全国に約672万台あり、このうち、今回の規制対象車は、約193万台。国土交通省では、今回の規制の対象外である特殊自動車についても、今後、必要に応じて規制の導入を検討することとしている。
 なお、この保安基準は平成15年10月1日から施行され、環境省でも、「自動車排出ガス量の許容限度」を改正し、ディーゼル特殊自動車の排出ガス許容限度を定める。【国土交通省】

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