家電リサイクル法施行後３か月の不法投棄　昨年同時期に比べ増加

【ごみ･リサイクル リサイクル】 【掲載日】2001.08.03 【情報源】環境省／2001.08.02 発表

　環境省は、平成１３年４月から施行されている家電リサイクル法施行後３か月間の廃家電の不法投棄の状況調査の速報値を公表した。
　平成１３年４月から６月の３ヶ月の家電４品目（エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機）の不法投棄台数のデータを持っている２，４９３自治体について、４月から６月にかけての不法投棄台数の変化を家電４品目ごとに見ると、いずれの品目も減少傾向にあった。
　ただし、家電リサイクル法が施行以前の家電不法投棄台数のデータを持っていた２７９自治体を対象に、平成１３年４月から６月までの累計不法投棄台数と平成１２年４月から６月までの累計不法投棄台数とを比較した結果では、平成１３年のほうが４品目の合計で１，６０４台不法投棄が増加していた。傾向としてはエアコンがやや減少している一方で、冷蔵庫と洗濯機が昨年と同程度かやや増加、テレビが大幅に増加しており、テレビは不法投棄台数の増加分の約９割を占める結果となったいた。【環境省】