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環境ニュース[国内]

10県で廃FRP船のリサイクルシステム稼働へ 17年11月から

ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2005.09.08 【情報源】国土交通省/2005.09.07 発表

 平成17年9月8日付けで廃棄物処理法に基づく一般廃棄物の広域認定制度の対象品目に廃FRP(繊維強化プラスチック)船が追加されたことを受け、FRP船の製造事業者団体である(社)日本舟艇工業会は11月からこの認定制度にもとづいた廃FRP船のリサイクルを西瀬戸内・北部九州の10県(岡山県、広島県、山口県、香川県、愛媛県、福岡県、大分県、佐賀県、長崎県、熊本県)で開始することにした。
 日本舟艇工業会のこのリサイクルシステムは、国土交通省が12年度から15年度まで実施していた「FRP廃船高度リサイクルシステム構築検討プロジェクト」での検討結果を踏まえたもの。
 廃FRP船は対象10県に計100店舗ある登録販売店を通じ、指定引取場所にいったん収集。ここで粗解体したのち、中間処理場で破砕・選別、FRP部分をセメント工場でセメントの燃料と材料として利用する。リサイクル料金は引き取り時に船のユーザーに(社)日本舟艇工業会内にあるFRP船リサイクルセンターに振り込んでもらう。
 (社)日本舟艇工業会としては2〜3年後にはこのリサイクルシステムを全国的に展開することをめざす。
 なお国土交通省では、同リサイクルシステムの周知広報、地域関係者間の情報共有化などに関して支援を行っていく方針。 【国土交通省】

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