住宅省エネ指針を改正

　国土交通省では、「エネルギーの使用の合理化に関する法律（省エネ法）」第１５条第２項に基づく「住宅に係るエネルギーの使用の合理化に関する設計及び施工の指針」を一部改正し、施行する。
　今回の改正点は、（１）外壁について、真壁をはじめとする多様な仕様を可能とするため、外壁全体等で断熱性能を評価する規定を追加、（２）屋根について、住宅の洋風化等に伴う多様な仕様を可能とするため、外壁を含めて断熱性能を評価する規定を追加、（３）床について、多様な構造に対応した断熱性能に関する規定を整備、（４）玄関について一定の断熱性能を確保した場合の施工性を向上するための規定を追加－－の４点。
　なお、この指針は平成１３年８月１日に公布され、平成１４年４月１日に施行される。【国土交通省】