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環境ニュース[国内]

平成12年の有害廃棄物輸出入の状況、公表される

ごみ・リサイクル ごみ処理】 【掲載日】2001.07.31 【情報源】経済産業省/2001.07.30 発表

 経済産業省は平成12年1月から12月までの「特定有害廃棄物等の輸出入等の規制に関する法律(バーゼル法)」の施行状況について発表した。
 同法は1992年5月に発効した「有害廃棄物の国境を越える移動及びその処分の規制に関するバーゼル条約」に基づいた国内法で、特定有害廃棄物等の輸出入の許可、運搬、処分の規制に関する措置などを定めている。
 今回の報告によれば、平成12年は日本から海外に廃棄物を輸出するとの通告を行ったものは11件(19,292トン)、相手国から同意をもらい、輸出の承認を行ったものが8件(7,448トン)、すでに承認を得たもののうち、実際に輸出するため輸出移動書類の交付が51件(2,090トン)あった。また、海外から日本へ輸入通告を受領しものは15件(7,874トン)、輸入の承認を行ったものが19件(10,231トン)、実際に輸入され、輸入移動書類の交付を行ったものが90件(4,382トン)あった。
 経済産業省によれば、輸出廃棄物の内訳はハンダくず、蓄電池くず、レンズつきフィルムなどで、銅、、錫などの金属類の回収や再利用を目的としていた。また、日本への輸入されたものは、貴金属の粉、使用済み触媒、ガラスくずなどで銅、銀、などの貴金属の回収や再利用を目的としていた。【経済産業省】

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