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環境ニュース[国内]

福岡県博多港で安全性未確認の組換えトウモロコシ検出

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2005.08.05 【情報源】農林水産省/2005.08.04 発表

 福岡県博多港に2005年7月15日に荷揚げされた米国産飼料用トウモロコシから、安全性未確認の遺伝子組換えトウモロコシ検出が確認されたことが05年8月4日までに判明した。
 この組換えトウモロコシは、米国企業が開発し、特定の害虫を死なせる性質を持っている「Bt10」。01年から04年にかけ、米国で最大のべ1万5,000ヘクタールの畑で誤って栽培されたおそれがあることが、05年3月に米大使館から農水省に報告されている。
 その後05年5月から7月までに、名古屋港、苫小牧港、志布志港、鹿島港、釜石港に荷揚げされた米国産飼料用トウモロコシから、「Bt10」の検出が確認されており、特に苫小牧港では2度にわたって「Bt10」が検出されている。博多港の例は国内7例めにあたる。
 今回、「Bt10」の陽性反応が出たトウモロコシは7,674トン。いずれも輸入通関前のものであり、飼料として国内に流通することはないという。【農林水産省】

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