繊維製品リサイクル懇談会報告書案への意見を募集

【ごみ･リサイクル リサイクル】 【掲載日】2001.07.30 【情報源】経済産業省／2001.07.27 発表

　経済産業省製造産業局繊維課では、繊維製品分野での３Ｒ（廃棄物削減、再利用、リサイクル）を推進するために、平成１３年２月に製造産業局長の私的勉強会として「繊維製品リサイクル懇談会」を設置、生産・流通・リサイクル関連事業者や消費者団体関係者と意見交換を行ってきた。このほど、同懇談会としての検討の結果をまとめた報書案が公表され、経済産業省では、この報告書案についての意見を募集している。
　現在衣料品の廃棄量だけでも一般廃棄物中の２％にあたる年間１００万トンの排出があるが、素材の複合度の高さや製品の多様性・ファッション性などが要因となり、再利用やリサイクルがされているのは繊維製品全体でも１０％に満たない。
　報告書案では（１）日本型の３Ｒ推進のシステムづくり、（２）生産、流通、消費、回収、再商品化各段階が連携した３Ｒ推進のシステムづくり（３）再生繊維の用途拡大の３点を基本的な視点として据え、これらを踏まえた具体的な取り組みを検討している。　
　なお、意見募集の締め切りは平成１３年８月２７日１７時（必着）まで。