一般財団法人環境イノベーション情報機構
「全国海の再生プロジェクト」のロゴマーク・デザインが決定
【地球環境 海洋汚染】 【掲載日】2005.07.20 【情報源】国土交通省/2005.07.19 発表
国土交通省と海上保安庁は平成17年5月31日まで募集していた「全国海の再生プロジェクト」のロゴマーク・デザインの審査結果を公表した。「全国海の再生プロジェクト」は、これまで東京湾と大阪湾の2湾を対象に、水質を改善し市民に親しみやすい海を取り戻すことを目的に、都市再生プロジェクトの一環として行われてきた取り組みだが、17年度からは2湾以外の海域も対象に、周辺住民や関係機関と連携して合流式下水道の改善、干潟・藻場の再生、汚泥除去や底質改善、漂着ゴミ調査などのさまざまな取り組みを同プロジェクトとして進めていくことになっている。
ロゴマーク募集にあたっては、「美しい海・親しみやすい海・豊かな海」、「流域と海域のネットワーク」、「官民の連携・協働」をキーワードにしたプロジェクトのイメージを伝える親しみやすいデザインであることを条件にしていた。
公表内容によると、募集期間中に477点の応募があり、この中から神奈川県横浜市の阿部かほりさんのデザインが最優秀賞を受賞。今後ロゴマークとして、「全国海の再生プロジェクト」の会議、イベント、配布物で使用されることになった。
阿部さんのデザインは海の波に笑顔を組み合わせ、親しみやすく美しい海をデザインしたもの。また渦でネットワークと連携を表現している。
このほか、新潟県燕市の信貴正明さんら3名が優秀賞を受賞した。【国土交通省,海上保安庁】