一般財団法人環境イノベーション情報機構
自治体でペットボトルの分別収集進む
【ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2001.07.25 【情報源】環境省/2001.07.24 発表
環境省では、平成12年度に容器包装リサイクル法に基づく分別収集を実施した市町村の分別収集量、再商品化量などを調査し、その結果を発表した。容器包装リサイクル法は平成12年4月から完全施行され、市町村の分別収集計画が新たなものとなったことから、今回の調査結果でも、分別収集に取り組む市町村数が大幅に増加し、分別収集量や再商品化量も平成11年度に比べ増加していることがわかった。
特に、ペットボトルについては、分別を実施している自治体が全市町村の72.5%に達し、分別収集量は12万4,873トン、再商品化量も11万7,877トンとそれぞれ平成11年度の約1.7倍まで増加した。
一方、平成12年4月から法の対象に追加された紙製容器包装とプラスチック製容器包装については、制度施行初年度のためか、分別収集を実施している自治体は紙製容器包装で全市町村の10・6%、プラスチック製容器包装は同27・3%にとどまり、市町村での分別収集の実績量も、それぞれ分別収集計画量の約4割にとどまった。【環境省】