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環境ニュース[国内]

建設副産物巡回共同回収システム構築に向け協議会での検討開始

ごみ・リサイクル 産業廃棄物】 【掲載日】2005.06.10 【情報源】国土交通省/2005.06.10 発表

 国土交通省は建設混合廃棄物の排出量削減に取り組むため、「首都圏建設副産物小口巡回共同回収システム構築協議会」を設置し、平成17年6月15日に東京・新宿区の早稲田大学総合学術情報センター国際会議場内で第1回協議会を開催することにした。
 建設混合廃棄物は、建設廃棄物の全最終処分量の約31%を占めており、排出削減が求められている。削減の方法としては、さまざまな種類の建設副産物を建設現場の段階で徹底分別し、建設混合廃棄物にさせないことが効果的と考えられているが、その際、小口化・多品目化した建設副産物をどのように建設現場から搬出するかが課題となっている。
 今回の協議会には、排出事業者である建設会社や、産廃収集運搬業者・処分業者、国や自治体が参加し、首都圏で産業廃棄物運搬車が複数の建設現場を巡回し建設副産物の共同搬送を行う「小口巡回共同回収システム」の実現化をめざし、システムの仕組みや関係法令上の位置づけを検討する。【国土交通省】

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