一般財団法人環境イノベーション情報機構
第56回全国植樹祭で天皇陛下がお言葉「森林を大切にする機運を期待」
【自然環境 身近な自然の保全】 【掲載日】2005.06.08 【情報源】宮内庁/2005.06.05 発表
天皇・皇后両陛下は平成17年6月5日に茨城県潮来市「水郷県民の森」で開催された第56回全国植樹祭にご出席され、天皇陛下がお言葉を述べられた。お言葉は今回のメイン会場「水郷県民の森」が都市近郊にありながら、ため池や雑木林などの里山の風景が豊かに保たれていること、都市化が進む中で、近年改めて、さまざまな生き物を育む里山林を保全する動きが広がっていることに触れ、身近な里山林への関心の高まりが、森林全体を大切にする機運につながっていくことへの期待を述べられた。
全国植樹祭は国土緑化運動の中心行事として、昭和25年以来毎年実施されているイベント。国民の森林に対する愛情、森林資源確保、国土保全、環境保全を促すことを目的として、天皇皇后両陛下のお手植えをはじめ、全国からの参加者による記念植樹が行なわれている。【宮内庁】