一般財団法人環境イノベーション情報機構
カルタヘナ議定書第2回締約国会議がカナダで開催へ 組換え生物の表示法など検討
【自然環境 生物多様性】 【掲載日】2005.05.27 【情報源】環境省/2005.05.27 発表
2005年5月30日から6月3日まで、カナダのモントリオールで、カルタヘナ議定書第2回締約国会議が開催される。カルタヘナ議定書は遺伝子組換え生物の貿易による生物多様性保全への悪影響を防止するため、遺伝子組換え生物の取扱いについての国際的な枠組みを規定した議定書。03年9月に発効しており、日本は同年11月に批准。05年5月15日現在の締約国は118か国・ECに及ぶ。
第2回締約国会議では、(1)バイオセーフティに関する情報交換センター(Biosafety Clearing-House:BCH)の活動内容、(2)輸出時の通告に正確な情報を含めるためのオプション、(3)リスク評価・管理の手引き、枠組み、(4)遺伝子組換え生物の取扱い、輸送、包装、表示の詳細な要件、(5)遺伝子組換え生物が地域社会に及ぼす影響についての研究・情報交換の推進、(6)一般市民への啓発、市民の参加促進−−などが話し合われる。【環境省】