１６年度総需要電力量、１５年度比３．５％増　

【エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2005.05.26 【情報源】資源エネルギー庁／2005.05.26 発表

　資源エネルギー庁は、平成１７年３月分の日本の総需要電力量と１６年度総需要電力量の速報値を１７年５月２６日付けで発表した。
　１７年３月の総需要電力量は８６６億ｋＷｈで１６年３月と比べ４．３％増加。１４か月連続で前年実績を上回った。
　このうち産業用大口電力需要は、機械器具製造業、石油・石炭品製造業、非鉄金属製造業で増加が見られ、１６年３月に比べ１．５％増に。
　一般家庭で使用された電力量も、１７年２月中旬から３月中・下旬の気温が低めで暖房需要の増加が見られたことから、１６年３月に比べ８．９％も増加した２４６億ｋＷｈとなっていた。
　一方、１６年度の総需要電力量は１兆１９０億ｋＷｈで１５年度と比べ３．５％増加。
　ＩＴ関連の生産と自動車関連部品製造業での需要が増えたことを反映し、産業用大口電力需要は１５年度比２．７％増となったほか、一般家庭で使用された電力も記録的猛暑の影響を受け、１５年度比５．０％増の２，７２５億ｋＷｈとなった。【資源エネルギー庁】