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環境ニュース[海外]

第23回UNEP管理理事会 環境とミレニアム開発目標が主要議題

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2005.02.24 【情報源】国連/2005.02.18 発表

 第23回UNEP管理理事会が、2月21日から25日まで、ケニアのナイロビにあるUNEP本部にて開催される。会議には、100人以上の環境大臣らが出席する。
 今回の会議では、国連ミレニアム開発目標を2015年までに達成する可能性を改善するため、世界レベル、地域レベル、国内レベルでどのように環境を改善するか検討する。特に、貧困、ジェンダーと女性、環境目標に焦点が当てられる予定である。UNEPのテプファー事務局長は、「過去においては、環境は贅沢品とみなされていた。まず経済成長が先で、土壌や大気、水をクリーンにするのは後というのが哲学であった」、「しかし、健全で安定した環境なしに、長続きする経済・社会開発、貧困と飢えの撲滅は不可能であることが徐々に明らかになってきたと思う。特に、多くの人々が、食料から薬、エネルギー、水の供給に至るまで、あらゆるものを自然に依存している途上国においては、そのことは明確である。全てのミレニアム目標の達成は、環境に基礎を置くという主張は、それほど大胆なものとは思えない」とコメントしている。
 会議で出た結論は、次回の持続可能な開発特別委員会や、9月にニューヨークで開催されるミレニアム開発目標の5年目の評価を行うための首脳レベル会議に送られる。
 なお、管理理事会に先立ち、世界各国から裁判長や上級判事が参加した「法律の役割を通じたミレニアム開発目標の前進に関するラウンドテーブル会談」が、UNEP本部で開催された。この会議の報告書は、ミレニアム開発目標の達成を目指し、法律の役割を強化するという分野でUNEPの活動を強化するよう各国政府に求めている。【UNEP】

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