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環境ニュース[海外]

エネルギー効率化週間スタート

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2004.11.11 【情報源】イギリス/2004.10.25 発表

 イギリス環境・食糧・地方事業省のモーレイ大臣とウィッティ大臣は、10月25日、「エネルギー効率化週間」(10月25〜31日)の開始を発表した。1週間のキャンペーンでは、エネルギーの浪費が気候に及ぼす悪影響について普及啓発する。
 このキャンペーンを取りまとめている省エネルギートラスト、及びイギリス気候変動影響プログラムによれば、気候変動と一般家庭のエネルギー消費は、明らかに関係しているという。テレビやビデオをスタンバイ状態のままにしない、使わない部屋の電気を消す、省エネ電球に交換する、セントラルヒーティングの温度を1度下げる といった取組みは、お金を節約できるだけでなく、CO2排出量を削減することにもつながる。
 また、モーレイ大臣は、省エネルギートラストに対して、冬のキャンペーンのために、300万ポンド(約5億8000万円)の追加予算を支出し、電気やガスの供給者が、断熱などの対策を通して消費者による省エネを支援する取組み(エネルギー効率化コミットメント)を促進することを発表した。
 ウィッティ大臣は、エネルギー効率化週間のため、ロンドン中心部にある5階建て住宅を訪問した。この住宅は、改修時にエネルギー効率化事業を行い、新型のボイラー、断熱材、ガラス窓、照明、ソーラー温水器などを利用して、光熱費を年間2000ポンド(60%以上。約21万円)節約し、CO2排出量を3分の2以上、削減することができる。【イギリス環境・食糧・地方事業省】

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