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環境ニュース[海外]

欧州委員会 遺伝子組換えトウモロコシのタネの販売を承認

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2004.09.24 【情報源】EU/2004.09.08 発表

 欧州委員会は、9月8日、EU域内で、モンサント社(アメリカ)の遺伝子組換え(GM)トウモロコシ 17種のタネを販売することを承認した。
 EUの「共通カタログ」に掲載された植物種のタネは、EU 25カ国のどこでも販売できるが、モンサント社のMON810トウモロコシは、このカタログに掲載された初めてのGM種となる。なお、MON810については、EUのGM法令に基づき、1998年に安全だと承認されていた。また、スペインとフランスでは、既に国の栽培種カタログに掲載されている。保健・消費者保護担当のバーン委員は、「スペインでは、主だった問題もなく、何年も栽培されてきた」と述べた。
 なお、GM種が何パーセント以上混入している場合にラベリングを義務付けるか という問題について、9月8日に結論が出る見通しだったが、結局、物別れに終わった。ヴァルストロム環境委員は、0.3%を閾値とするよう主張していた。【欧州委員会環境総局】

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