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環境ニュース[海外]

農業による水質汚染の防止に向け、協議をスタート

水・土壌環境 水質汚濁】 【掲載日】2004.07.05 【情報源】イギリス/2004.06.17 発表

 イギリス政府は、6月17日、農業による水質汚染に対処するため、一連の対策を盛り込んだ協議文書を公表した。イギリスでは拡散型排出源による水質汚染が課題となっており、その中で、農業は最も重大な要因となっている。農地は国土面積の76%を占め、水域に入る窒素の約7割、リンの4割以上は農業に起因するものである。
 今回の協議文書「集水域に配慮した農業の促進に向けて」には、以下のような様々な対策が盛り込まれており、農業者、環境保護団体、産業、その他の関係者から、幅広い意見を募る予定である。
・土地管理の実態の改善、農業インフラへの投資、潜在的に有害な物質の使用削減
・汚染リスクの高い区域での土地利用の変更
・地元の水質汚染問題の特定や優先順位付け、農業者による対策の支援を行う「集水担当官」の設置
・環境状況の改善作業への補助金
環境税や取引スキームなど、経済的手段の活用
【イギリス環境・食糧・地方事業省】

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