水法案の策定素案を公表

　6月2日に開催された全国水委員会の際に、ルペルティエ　エコロジー・持続可能な開発大臣は、新しい水法の策定素案を初めて発表した。大臣は、全ての提案を説明し、大規模な協議に基づいて、法案が策定されるよう希望している。
　この案は、2003年の水政策に関する全国討議に続くもので、主に、EUの水枠組み指令を実施するためのものである。この指令は、2015年までに水域を生態学的に健全な状態にするといった目標を設定している。
　策定素案は、以下3つの基本的な方針からなる。
（１）水域を生態学的に健全な状態にするという目標を達成するために必要な手段を講じる
（２）水の公共サーヴィスと市民に提供される水の浄化を強化
（３）淡水漁業の団体の組織の近代化
　大臣は、法案を年末前に閣議に発表することとしている。【フランスエコロジー・持続可能な開発省】