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環境ニュース[海外]

侵入種植物の販売を促進しないよう 大臣が呼びかけ

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2004.06.11 【情報源】イギリス/2004.05.26 発表

 イギリスのブラッドショー自然保護大臣は、5月26日、チェルシー花の展示会の「雑草大支配」スタンド訪問の際、園芸センターやガーデンニング関係のテレビ番組に対し、イギリスの景観を脅かす侵入種植物の販売を促進しないよう強く呼びかけた。
 日本産イタドリ、ヒマラヤ・ホウセンカ、オオフサモなどの侵入種植物によって、イギリスの多くの地域が荒らされている。イギリスの固有種でない、こうした侵入種の植物が、未だに園芸センターで販売され、テレビでも取り上げられており、一般市民は、イギリスの生物多様性を脅かす侵入種植物を買うよう促されている と大臣は述べる。自然の中で、侵入種植物を植えたり、また、侵入種植物が育つようにすることは違法行為となる。 イギリス環境・食糧・地方事業省は、園芸業界の代表と協力して、業界の自主規制を作成中である。同大臣は、このまま、侵入種植物の取引が促進されるのであれば、一部の種の輸入禁止措置や販売禁止措置を止めるわけにはいかない と述べた。【イギリス環境・食糧・地方事業省】

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