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環境ニュース[海外]

ドイツ環境省 男女平等と持続可能性の関係に関する国際会議を主催

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2001.04.04 【情報源】ドイツ/2001.01.10 発表

 1月10日から3日間、連邦環境省と財団法人ハインリヒ・ベルの共同主催による国際会議「2002年地球サミットに対する男女それぞれの立場からの視座(Geschlechter-Perspektiven fuer den Erdgipfel 2002)」が、開催される。14カ国から約50名の専門家が集まって、世界各国での男女平等と環境政策上の諸課題について、その関係をより深く理解するための話し合いの機会をもつ。
 ドイツ連邦環境省政務次官は、会議の趣旨を次のとおりに説明している。
 「持続可能な経済が目的とするのは、当たり前の生活基盤を、将来の世代のために維持していくことである。そのためには、環境基盤ばかりではなく、経済基盤や社会基盤も重要な意味をもつ。社会的な持続可能性にとっての中心的課題の一つは、男女間の公平である。現在、意思決定主体の90パーセントを男性が占め、それゆえ、女性の生活事情等が、十分に配慮されていない。男女それぞれの立場からの視座が、持続可能性プロセスの中に組み込まれなければならない」。
 よって、今回の会議は、専門家、女性団体、政府代表が、女性・環境・持続可能な開発というテーマについて、密接な協力をするための重要な一歩になるという。
 なお、この会議は、来年の地球サミットのみならず、今年4月に開かれる持続的な開発委員会(CSD)の会議の準備作業としても位置づけられている。【ドイツ連邦環境省】

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