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環境ニュース[海外]

アメリカ−メキシコ国境地帯の環境改善に関する勧告

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2003.05.08 【情報源】アメリカ/2003.04.29 発表

 アメリカ大統領の諮問機関である、「良き隣人環境委員会(The Good Neighbor Environmental Board: GNEB)」は、4月29日、アメリカ・メキシコ国境地帯の環境状況の改善に向け、新たな勧告を発表した。
 大統領及び議会に提出された、同委員会の報告書では、連邦政府に対して、水資源、発電所、ヒトの健康及び自然資源の保全という4つの分野について取り組むよう提案する。具体的には以下のような勧告が含まれている。
・アメリカ・メキシコが共有している河川や水域について、両国の協力を強化
・国境地帯での地下水アセスメント・プログラムの実施
・発電所や他の発生源について、気流ベースの排出キャップ制度を実施
太陽光発電やエネルギーの効率化などの推進
・初期段階から政策の実施にいたるまで、公衆参加を促進
・牧場経営者、農業者及び環境保護団体など、様々な主体とのパートナーシップの強調
【EPA】

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