ドイツ環境大臣　国連持続な開発委員会に出席

【地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2003.05.08 【情報源】ドイツ／2003.04.27 発表

　4月28日、ドイツのトリッティン環境大臣は、国連の持続可能な開発委員会第11回会合に参加するため、ニューヨークに向け出発する。3日間開催される同会議は、昨年8月、ヨハネスブルク世界サミットでの合意事項を実現するためのものである。ドイツは、他のヨーロッパ諸国とともに、合意事項のうちの未達成事項及び進展状況の入念な分析等を、2年単位の取り組みの中で行うよう求めている。
　また、トリッティン氏は、ブラジル、南アフリカ、カナダ、ノルウェー、アメリカの環境大臣と2国間会談を持ち、ドイツ連邦政府が、来年6月にボンで開催する再生可能エネルギー国際会議について説明する。トリッティン氏は、「来年6月の国際再生可能エネルギー会議を、特に途上国における再生可能エネルギーの拡大への刺激としたい。再生可能エネルギーの拡大は、温暖化防止や貧困撲滅だけではなく、経済的にも相当なメリットとなる」と述べた。【ドイツ連邦環境省】