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環境ニュース[海外]

バイオセイフティー議定書署名へ

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2001.04.16 【情報源】カナダ/2001.04.05 発表

 カナダ政府は4月5日、国連生物多様性保全条約のもとで交渉が進められてきた、「バイオセーフティに関するカルタヘナ議定書」に署名することを明らかにした。カルタヘナ議定書は、バイオテクノロジーにより品種改良された動植物および微生物の貿易を認める一方で、生物多様性を保護するのが目的。
 アンダーソン環境大臣は、「カナダはすでに国内規制でバイオテクノロジー製品に
対応してきた。今回の署名は、国際協力への姿勢を示し、“環境と健康”への取り組みを強化するものだ」と述べた。カナダでは、トウモロコシ、ナタネ、じゃがいも、大豆などの輸出入が主要産業ともなっているため改良製品に対する関心が高く、議定書の実施に向けた準備段階では積極的な役割を果たしている。
 今回の署名は4月19日の国連「持続可能な開発に関する委員会」の会合においてなされる。ちなみに現在までに86カ国が署名、2カ国が批准している。議定書は、50カ国が批准してから、90日後に発効するため、発効は2,3年後となる見通し。【カナダ連邦環境省】

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