一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[海外]

EU、水銀フリー社会を目指す改正水銀規則が発効

健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2024.08.15 【情報源】EU/2024.07.30 発表

EUにおいて、水銀汚染対策を強化する内容の改正水銀規則が発効した。
欧州委員会は、改正規則は域内で続いている意図的な水銀の使用を禁止するもので、EUの汚染ゼロ目標の達成に寄与すると説明する。

改正規則の主な点は次のとおり。
・歯科用アマルガムについて、2025年1月1日から使用と輸出を、2026年7月1日から輸入と製造を禁止する(特例あり):適応に時間を要する加盟国については、使用、製造、輸入について2026年6月30日まで猶予が与えられる。最終的に、特定の医療ニーズがある場合や医師がやむを得ないと判断した場合を除き、歯科用充填材に水銀を用いることはできなくなる。
・特定の水銀使用ランプの製造、輸出入を禁止する(種類によって2025年12月31日からと2026年12月31日から)。
・欧州委員会は2029年12月31日までに、加盟国に適用される水銀及び水銀化合物の火葬場からの排出削減技術に関するガイダンスについて、実施状況や効果を報告する(ガイダンスは同委員会が2025年末までに策定)。

【欧州委員会】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク