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環境ニュース[海外]

第12回仏独環境大臣会合を開催

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2003.03.07 【情報源】フランス/2003.02.28 発表

 ドイツ、フランス両国の環境担当大臣は、2月27日、ポツダムにおいて、第12回仏独環境会議を開催した。2003年1月22日のエリゼ条約40周年仏独宣言に基づき、参加者は、環境分野における二国間協力を引き続き強化していくという決定を確認した。
 会議では、国際レベル、欧州レベル及び二国間の様々な環境問題について討議された。会議の具体的なテーマは以下のとおり。
(1)国際環境問題
−環境分野における国際的ガバナンスの構築(UNEPを国連専門機関とすることに賛同する国を増やす など)
−ポスト・持続可能な開発サミット(G8サミット前に開催される第3回世界水フォーラム(京都)の重視、2004年再生可能エネルギー国際会議(ボン)への対応、持続可能な開発における企業の責任及び持続可能な生産・消費形態、WTOドーハー・ラウンドにおける環境の尊重など)
気候変動(ロシアへの批准の呼びかけ、第2約束期間を視野に入れたEUの対策など)
−G8環境大臣会合(4月にアンジェで開催されるG8環境大臣会合では、ヨハネスブルグ・サミットの精神に則り、持続可能な開発及び環境保全技術について、明確なシグナルをG8サミットに伝えることとする)
(2)EU
−化学物質戦略
−水害対策
−海洋保全・保護
(3)二国間
持続可能な開発国家戦略
−運輸と環境(自動車からの粒子状物質排出削減に関するイニシアティブ、代替燃料)
生物多様性ナチューラ2000に関する経験、二国間にまたがるライン川上流部の湿地保全(ラムサール湿地)、遺伝子組換体など)
【フランス エコロジー持続可能な開発省】

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