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環境ニュース[海外]

EPA 「照明を変えよう」キャンペーン

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2002.10.16 【情報源】アメリカ/2002.10.01 発表

 10月から12月にかけて、EPAは「照明を変えよう」という全米規模のキャンペーンを実施する。
 これは、消費者に省エネ型の電球や照明設備を選んでもらおうというキャンペーン。EPAは、140に及ぶメーカー、小売店、州政府、電力公社などと連携して、省エネ型の照明を容易に見つけられるように、購入できるようにする。小売チェーン店や地域の電力会社での特別セールや割引、店頭でのワークショップ、地域での消費者向けイベントなどが予定されている。
 平均的な家庭では、照明に年間90ドル、電気代の10%を費やしている。エネルギー・スターの電球、設備は、省エネにつながり、交換回数も減るなど、環境にもやさしく、消費者にもメリットがある。例えば、従来型の電球では、明かりに回るエネルギーは10%しかなく、残りの90%のエネルギーは廃熱として放出されている。これに比べて、最新の蛍光灯では、廃熱として無駄になるエネルギーは30%に押さえられている。
 EPAのホイットマン長官は「もし全ての人が、一部屋の明かりをエネルギー・スターの電気に代えれば、1兆ポンド(約4億5000万トン)の温室効果ガスの排出を抑制することができる」と、日常生活での取組を呼びかけた。【EPA】

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