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環境ニュース[海外]

欧州化学物質庁、ビスフェノールAを内分泌かく乱物質として特定

健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2017.06.30 【情報源】EU/2017.06.16 発表

 欧州化学物質庁(ECHA)の加盟国委員会(MSC)は、ビスフェノールAをその内分泌かく乱特性により高懸念物質(SVHC)として特定することに全会一致で承認した。ビスフェノールAは、生殖毒性があるとして、すでに認可対象物質の候補リストに掲載されている。しかしフランスの提案により、MSCはビスフェノールAが人間の健康に深刻な影響を及ぼしうる内分泌かく乱特性も持ち、その影響は発がん性変異原性生殖毒性物質と同程度の懸念がもたれるものであるとして追加の特定を承認した。またMSCはスウェーデンの提案により、パーフルオロヘキサンスルホン酸(PFHxS)とその塩もSVHCとして特定することを承認した。ECHAはこの追加を入れて候補リストを2017年6月末までに更新するとしており、更新が公表された時点で、企業においてはこの物質に関する法的義務が発生する可能性がある。【欧州化学物質庁】

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