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環境ニュース[海外]

国際エネルギー機関、OECD加盟国の石油、ガス、電力の生産量に関する最新データを公表

エネルギー】 【掲載日】2016.04.19 【情報源】国際機関/2016.04.05 発表

 国際エネルギー機関(IEA)は、経済協力開発機構(OECD)加盟34か国の石油、ガス、電力の生産量に関する最新の月次データの分析結果を公表した。それによれば、2015年の風力・太陽光の発電量は16%急増(風力発電は77TWh、太陽光発電は27TWhそれぞれ増加)したという。化石燃料バイオマスのような可燃性再生可能エネルギー、水力による発電量は減少したが、この風力・太陽光の増加によって相殺され、OECDの総発電量は前年比0.3%増でほぼ横ばいとなった。再生可能エネルギー(水力や可燃性再生可能エネルギーは除く)の電力シェアは、2014年の20.6%から21.5%へと増加した。
 また石油生産量は4.8%増加し、11億4500万トン(1日につき2520万バレル)に達した。これはアメリカの石油生産量が9.2%急増(5000万トン超、すなわち3億7000万バレル増加し、OECDの総生産量の半分以上を占める)したことに起因する。
 天然ガスの生産量も、アメリカがその生産量を5.3%(386億m3)引き上げたことにより、2.3%増加して7688億m3となった。

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