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環境ニュース[海外]

国連環境計画、パリに新事務所を開設

環境一般】 【掲載日】2016.04.05 【情報源】国連/2016.03.21 発表

 国連環境計画(UNEP)は、パリに新たな事務所を開設した。新事務所はパリのユネスコ(UNESCO、国連教育科学文化機関)本部の別館にあり、UNEPの技術・産業・経済局(DTIE)が入る。DTIEは、技術、産業、経済に関わる政策を通じ環境の持続可能性の実現のために活動している部門。UNEPはこれまでも青年、観光、自然遺産保護などで長期にわたりユネスコと協力してきたが、ここにDTIEの新事務所を開設することは、持続可能な開発のための2030アジェンダや気候変動に関するパリ協定のため、国連機関が一致して各国政府と協力していくうえで重要な一歩になるという。開所式にはUNEPのシュタイナー事務局長が、ユネスコのイリーナ・ボコバ事務局長、フランス政府代表者らと共に参加した。
 シュタイナー事務局長は、2016年6月に10年間のUNEP事務局長の任を終えることになっている。この開所式では、その功績をたたえて国連気候変動枠組条約のフィゲレス事務局長らが歌を贈ったという。【国連環境計画

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