アメリカエネルギー省、長距離輸送トラックの燃費向上に8000万ドルを拠出

エネルギー】 【掲載日】2016.03.15 【情報源】アメリカ／2016.03.01 発表

　アメリカエネルギー省（DOE）は、グリーントラック・サミットで、「スーパートラック・イニシアティブ」の第二弾となる「スーパートラック�U」を公表し、大型長距離輸送トラックの燃費改善へ向けた研究・開発・実証に8000万ドルを拠出すると発表した。「スーパートラック�U」では、エンジン効率、駆動系効率、空気抵抗、タイヤ転がり抵抗、車両重量の改善などの性能目標を達成するために、様々なトラックの技術的アプローチを利用し、大型トラックの貨物輸送効率を、2009年製トラックと比較して100％以上改善する技術の研究・開発・実証に取組む。「商用トラックの効率改善は、石油消費の削減、クリーン・エネルギー経済の強化、気候変動への影響を緩和するのに不可欠である」とDOEのSarkar運輸担当副次官補は語った。2010年に実施された「スーパートラック・イニシアティブ」では、「スーパートラック�T」のもと開発されたクラス8のトラックが大成功を収めている。【アメリカエネルギー省】