ドイツ 再生可能エネルギー統計ワーキンググループ事務局を連邦環境庁に移転

エネルギー】 【掲載日】2016.01.15 【情報源】ドイツ／2015.12.30 発表

　ドイツ連邦環境庁は、これまでドイツ連邦経済エネルギー省内に設置されていた再生可能エネルギー統計ワーキンググループ事務局を、2016年1月1日以降、庁内に設置することを公表した。ワーキンググループは、ドイツ国内における再生可能エネルギーの発展に関する公的なデータを作成しており、国際社会における報告義務や公共に対する情報の透明性の遂行において重要な役割を果たしている。クラウツベルガー長官は、「再生可能エネルギーの現状データは政治や経済における重要な決定事項の基盤となるもの。エネルギーシフトや国家としての気候保護政策といった政策プロセスを計画するために、確実なるデータは必要である。特に、エネルギーシフトに向けた長期プロジェクトに対して継続的で信頼のおけるデータは重要となる」とコメントした。事務局は、連邦経済エネルギー省の委託で運営され、ドイツ国内の再生可能エネルギーの発展に関する全ての問いに対応する重要な機関となる。ワーキンググループには、様々な連邦機関や学術機関の専門家が参加している。【ドイツ連邦環境庁】