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環境ニュース[海外]

世界資源研究所と地球環境ファシリティ、建物のエネルギー効率を改善する地球規模の取組を開始

エネルギー】 【掲載日】2015.12.17 【情報源】研究機関/2015.12.03 発表

 世界資源研究所(WRI)と地球環境ファシリティ(GEF)は、世界各地の都市で建物のエネルギー効率を改善するため、「建物および建築のグローバル・アライアンス(Global Alliance for Buildings and Construction)」を開始すると発表した。建物は、世界のエネルギー需要の25%、電力使用の60%、エネルギー関連のCO2排出の33%以上を占めているが、気候変動に関する国際交渉では未だ十分に対策が検討されていないという。こうした中、WRIは2014年に、都市や企業が連携して有効な政策やプロジェクトを進めるパートナーシップ「建物効率アクセラレータ」を起ち上げ、建物のエネルギー効率改善を支援してきた。例えば、メキシコシティはWRIや地域の100以上の機関と連携し、建築基準の改正や市役所などの改修を実施したという。今回発足したグローバル・アライアンスでは、GEFが200万ドルの資金を提供し、WRIおよび他のパートナーが対象都市を50都市に拡大することを目標に建物効率アクセラレータの推進に取り組むという。【世界資源研究所

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