フランス環境エネルギー管理庁、パリ病院連合と環境プロジェクトで連携

　フランスの環境エネルギー管理庁（ADEME）とパリ公立病院連合（AP-HP）は、2015年11月9日、環境プロジェクトにおける協力のため3年間の枠組み協定に署名した。AP-HPはパリ地域の39の公立大学病院から成る欧州最大の病院グループ。パリでの気候会議（COP21）開始を数日後に控え、AP-HPは持続可能な開発と温室効果ガスの排出削減のための戦略を通じ、責任あるアプローチをとるとしている。この枠組み協定により、ADEMEはその専門知識と経験を提供し、AP-HPは、１）建物関連（高環境基準HQEの病院部門での実施）、２）エネルギー消費の削減、３）移動手段、４）知識の普及、５）温室効果ガス削減、の各分野を対象としたプロジェクトを実施する。【フランス環境エネルギー管理庁】