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環境ニュース[海外]

アメリカ環境保護庁、カルフォルニア州のディーゼル排出削減に助成金を提供

エネルギー】 【掲載日】2015.11.05 【情報源】アメリカ/2015.10.22 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)は、カルフォルニア州におけるトラックやバスなど大型のディーゼル駆動車からの汚染物質排出を削減するため、「ディーゼル排出削減(DERA)プログラム」から325万8639ドルの助成金を提供すると公表した。旧型のディーゼルエンジンから排出される粒子状物質などの汚染物質は、喘息や肺・心臓疾患などの健康問題を引き起こすことが懸念されている。また、粒子状物質に含まれる黒色炭素は、光の吸収、雪氷面への沈着による光の反射率の低減、雲との相互作用によって気候にも影響を及ぼすという。こうした中、助成対象のプロジェクトは、上記の健康問題の発症数が平均以上であり、資金援助が必要な地域で、旧型のディーゼル駆動車などの交換や改良を進める。なお、EPAのDERAプログラムは、2008年以降、全国各地の600の地域社会における700件以上のプロジェクトに助成金を提供しており、6万台以上のディーゼルエンジンの排出を削減してきたという。【アメリカ環境保護庁】

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