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環境ニュース[海外]

アメリカ環境保護庁、カンザス州の石炭灰管理計画を承認

エネルギー】 【掲載日】2015.11.04 【情報源】アメリカ/2015.10.22 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)は、石炭火力発電所に由来する石炭燃焼残渣(石炭灰)の安全な廃棄のための初の連邦規則を発効するとともに、新規則の下でカンザス州の石炭灰管理計画を承認した。この連邦規則は、石炭灰が人間の健康や環境に及ぼす悪影響に関する研究成果に基づき、不適切な石炭灰貯留から地域社会を守り、石炭灰廃棄による地下水や大気の汚染を防ぐために策定された。この連邦規則の保護を最大限に実現するため、各州には必要に応じて連邦規則の要件を満たした州規則を策定し、新規または改正した廃棄物管理計画をEPAに提出して承認を受けることが求められている。州がEPAから廃棄物管理計画の承認を受けることで、石炭灰処理施設による規則の遵守が改善される、石炭灰管理に関する意思決定への市民の参加が可能になる、州規則が連邦規則の要件を満たしたものであることが明示される、などの利点があるという。EPAは、連邦規則を石炭灰管理計画に組み込んだカンザス州の率先した行動を高く評価した。【アメリカ環境保護庁】

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