アメリカ環境保護庁、貨物輸送のエネルギー効率向上に貢献したスマートウェイ・パートナーシップ2015年度優秀機関を表彰

エネルギー】 【掲載日】2015.10.28 【情報源】アメリカ／2015.10.13 発表

　アメリカ環境保護庁（EPA）は、貨物輸送のエネルギー効率向上を目指すEPAの「スマートウェイ・パートナーシップ」制度の参加機関から、2015年度の小売、製造、物流業者の優秀機関11社を表彰した。このパートナーシップは、企業が貨物輸送を最も環境に優しくエネルギー効率の高い方法で行うことで、大気質を改善し国民の健康保護や気候変動の原因となる炭素排出削減に寄与することを目的としたもの。同パートナーシップを通じて企業が持続可能性や社会的責任への取組を示すことで、競争的で環境に優しいビジネス環境が生まれるという。同パートナーシップ参加企業は、2004年以降、6000万トン以上の炭素排出を削減し、1億4000万バレル以上の石油と200億ドル以上の燃料費を節約してきたという。今回の受賞機関は、効果的な連携、最新技術、操業方法、データ検証と報告、広報や普及活動、地域社会での持続可能な手法の実施が評価された。