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環境ニュース[海外]

ナチューラ2000ネットワークの設置促進 野生生物の管理・生息地に関する地域方針の策定を指示

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2002.08.21 【情報源】フランス/2002.08.09 発表

 フランスのエコロジー持続可能な開発省のバシュロ・ナルカン大臣は、ナチューラ2000ネットワーク設置の再活性化、「野生生物の管理と生息地の質の向上に関する地域方針」の策定について、7月25日及び8月6日、各知事に2つの通達を発した。
 通達は、地域の持続可能な開発のため、生物多様性の維持と自然空間の管理の観点から定められている。また、政策は、地域計画に関する協議と対話の精神に則って策定される。
 「野生生物の管理と生息地の質の向上に関する地域方針」は、「野生生物及び生息地国立監視センター」(2002年7月17日デクレで設立)や狩猟協会と連携しつつ策定され、県ごとの狩猟管理計画の枠組みにおいても役立つであろう。この方針は数ヵ月後には完成する予定。
 また、こうした作業は、EUの生息地指令に基づくナチューラ2000ネットワークにも関係する。ナチューラ2000は、景観の管理者でもある人間活動を支え尊重しつつ、国土の一貫した発展に資するものである。こうした支援は、国と関係者(地方自治体、農業者、森林関係者など)との契約に基づいて行われる。今後の目標は、各県において、より数多くの管理契約を締結、継続することである。
【フランス エコロジー持続可能な開発省】

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