ドイツ　ドイツ・アルジェリア・エネルギーパートナーシップの活動を開始

エネルギー】 【掲載日】2015.06.05 【情報源】ドイツ／2015.05.20 発表

　ドイツ連邦経済エネルギー省は、「ドイツ・アルジェリア・エネルギーパートナーシップ」の活動開始を公表した。パートナーシップの重点は、エネルギーミックスの多様化、再生可能エネルギーの拡張、エネルギー効率の改善となる。また、ガス供給の安定性に関しても取り組むことになる。政府レベルの交流に加え、経済界主体の対話も行われ、エネルギー部門における投資の可能性や技術的対策について紹介される。このパートナーシップは2015年3月にガブリエル大臣とアルジェリアのユースフィーエネルギー大臣の共同宣言への署名によって設立されたもの。アルジェリアのエネルギー需要は、これまでほぼ化石燃料によって供給されており、再生可能エネルギーの普及は、良い条件が揃っているにも関わらず、僅かであった。アルジェリアのエネルギー需要は急速に増加していることから、アルジェリア政府は、太陽光・風力エネルギーによる発電容量を2030年までに22GWまで増加させることを目指している。【ドイツ連邦環境省】