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環境ニュース[海外]

ドイツ連邦環境大臣 ヨハネスブルグ・サミットに向けたコメントを発表

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2002.05.22 【情報源】ドイツ/2002.05.13 発表

 5月13日、ドイツ連邦環境大臣トリッティン氏は、ヨハネスブルグ・サミットに向けてのコメントを発表した。概要は次のとおり。
 トリッティン氏は、世界サミットに、環境に優しい経済発展と貧困撲滅、持続可能なエネルギー政策、持続可能な水政策、そして原生林の保護のための政策の転轍と具体的行動の決定を期待している。
 リオサミットから10年。環境、経済社会政策における基本的政策として、「持続可能な発展」という概念は成立した。しかし、拡大するグローバル経済の中で、この持続可能な政策は、全てのOECD加盟国家で十分に果たされていない。一方で、連邦政府が最近提出したした報告書「持続可能な戦略」や既に成功しているエネルギー政策と農業政策からも、近代国家にとって、エコロジー近代化は十分、実現可能であることが実証されている。特に持続可能なエネルギー政策への転換は、ドイツ国内では、革新的に進んでおり、風力発電の分野で3万5千人分など、多くの雇用を生み出し、重要な産業の一つとなっている。そして、京都議定書を実行するために与えられた温室効果ガスの削減義務も既に満たしている。
 世界サミットでは、持続可能な開発のための、国際的な取り組みを推進しなくてはならない。【ドイツ連邦環境省】

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