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環境ニュース[海外]

ドイツ ナノ材料の長期的影響に関する共同研究プロジェクトを開始

健康・化学物質 その他(健康・化学物質)】 【掲載日】2012.05.31 【情報源】ドイツ/2012.05.15 発表

 ドイツ連邦環境省は、ナノ材料による肺への長期的影響に関する共同研究プロジェクトを開始したことを公表した。連邦環境省がプロジェクトの総指揮を執り、ドイツ連邦労働安全衛生研究所と連邦環境庁、連邦リスク評価研究所が独立した公的専門機関として細部の調整と結果の評価を行う。さらにBASF SE社が、ナノ材料の安全性に関する研究における長年の経験と学術的な専門性を持つことから吸入研究を担当する。プロジェクトは、4年間の予定で実施され、経済協力開発機構(OECD)の検査基準に従って行われ、500万ユーロが投じられる。また、プロジェクトを学術的に評価する外部審議会が設立され、国際的に権威を持つ学者が参加する。特に職場や環境において重要な意味を持つ低量の負担による影響を調査し、多様なナノ材料の長期的影響に関する根拠を解明することを目指す。【ドイツ連邦環境省】

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