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環境ニュース[海外]

ドイツとチェコ エルベ川水質保全パイロット事業に合意

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2001.04.04 【情報源】ドイツ/2000.10.23 発表

ドイツ連邦環境省政務次官とチェコ環境副大臣は、10月23日、エルベ川の水質保全のための新協定に署名した。
この協定は、同河川への有害物質の流入の防止を目的にチェコ側の国境付近の都市、MostとTepliceの廃水処理施設を改善するパイロット事業に関するもの。2400万マルク(12億円)に及ぶ総工費のうち、ドイツ側から、連邦環境省とドイツ調整銀行が、それぞれ940万マルク(4億7000万円)と24万マルク(1200万円)を支出する。
1992年以降、チェコとポーランドを相手国として、大気と水の分野で、類似のパイロット事業が15件行われ、連邦環境省は約1億2100万マルク(60億5000万円)を投資してきた(うち13件はチェコの事業で、投資額は約9400万マルクに達する)。
これらの事業の背景には、ドイツ政府が、東欧・中欧の隣接諸国に、EU加盟の支援を約束しているという事情がある。
 EU拡大の際に、ヨーロッパの環境水準を、高いレベルにあわせることが肝要であるとの立場から、ドイツは、隣接諸国の環境パイロット事業に協力している。【ドイツ連邦環境省】

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