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環境ニュース[海外]

農薬の空中散布の緩衝地域規制緩和

水・土壌環境 水質汚濁】 【掲載日】2002.02.19 【情報源】イギリス/2002.02.07 発表

 イギリス環境・食糧・地方事業省は、2月7日より、果樹・ホップ生産農家が農薬を空中散布するときに必要とされる、緩衝地域(散布された農薬が排水溝や河川等に流入しないようにするために、水際に設置を義務付けられている、幅10〜50mほどの土地)のサイズ縮小を認めることとなった。
 緩衝地域はコストがかかるとして農家には不評だったため、農家の負担軽減を目的としてこの度、「農薬のための地域環境リスクアセスメント(Local Environmental Risk Assessments for Pesticides:LERAP)」と呼ばれる農薬利用に関する規則が改正されることになった。
 なお、LERAPは1999年に導入されている。約80種の農薬に含まれる15種ほどの物質を空中散布するときに、緩衝地域の設置が義務付けられている。これは、果樹・ホップ向けに使用が許可されている全農薬の約1割に当たる。【イギリス環境・食糧・地方事業省】

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